2016.10.18

焦点  <一日一篇の詩 vol.11>

凸レンズに集まった光の
焦点を小さくしぼってあてると炎があがる

手元のてんでんばらばらのすべてを
ひとつ焦点へ向けて
合わせることができれば
ほんとうは
叶えられないことなんてないのかもしれないんだ

そうした
本当の意思とやらは
ものすごい力を秘めているけれど

もしも
本当に焦点を合わせられたとして

そうして手に入れた結果は

確かに望みどおりではあるけれど

自分の想像を超えていることが
あったりする

或いは
ものすごく困難な状況や
サバイバルな中にあってさえ

焦点を
絞ることができるならば

自分の底に眠っていた
思いもかけない
底力のようなものにであったりするんだ。

———————————
『<一日一篇の詩>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日連載するものです。

2016.10.17

わかんない  <一日一篇の詩 vol.10>

あいつはいい人だよ
いやいやあいつはひどい奴だよ

え?優しいよ
ううん。冷たいさ

頭が良くてね
バカだよこいつは

誠実さ
いい加減なひとだよね。

あいつは間違っている
あいつは正しい

‥‥結局さあいつはなにものなの?

‥‥わかんない

実はね‥‥‥

人はさ
本当にわかろうと思ったら
わかんなくなってしまうものなんだよ

———————————
『<一日一篇の詩>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日連載するものです。

2016.10.16

わからないままに   <一日一篇の詩  vo.9>

本当は何がしたいのか?
本当はどう思うのか?
本当は……

本当のといえそうな自分の気持ちが
「そのとき」には
わからないということは
あるんだよね、

出来れば
本当のところがわかってから行動したのは山々なんだけどさ
考えても考えてもわからないままに
行動してしまったりする

それが大きな決断だったりすると
まるで自分は運が悪いんじゃないかとか
大失敗をしでかしているようにも感じたりするんだけど

ずいぶんたってから振り返ると
あれでよかったんだな
と思ったりする。

本当のところというものはさ

「今」と「本当」とのギャップが激しいほどに
わからないもの

そういうときほど
改革は大きなものとなりがちなんだ

わからないとき

人生には
わからないままに
突き動かされるように
或いは運命に強引に
がけから突き落とされるように
ジャンプするしかないときもある。

———————————
『<一日一篇の詩>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日連載するものです。

2016.10.15

地下水脈と噴火   <一日一篇の詩 vol.8>

大勢の中にいて
もう我慢できない!と
声にあげる。

ぽちんとなにかがはじけるように……

そういうときは
もしかしたら

自分の意思のようでいて
見えない
地下水のようなところでつながっている
みんなの意思が
血流のように流れていて

なぜか
あなたの噴火口から爆発した
というだけだったりすんだ。

君が声をあげたけれど
それは
みんなの

声でもあるんだよ。

しかしね、
君はその
責任を引き受けなきゃならない

地下水で
つながっていたとしても
声を上げたそれは君の運命なのだから。

君の火口から噴火した爆発で
救われつつも
それが
自分の血流でもあるとは誰も気が付かない。

でもね
その噴火は
その水脈の大きさの分だけ
大きな波紋となり
みんなを巻き込んだムーブメントとなる。

———————————
『<一日一篇の詩>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日連載するものです。